top of page
検索
コーチ

こんな練習をしてみました


『3人キャッチボール』

体系は3人が一直線でも三角形でもどちらでも大丈夫です。ちなみに、私たちは足を出す方向も練習できる三角形で行いました。

まず両足を肩幅に開いて捕球体制を作ります。ボールが来たら右利きを前提に説明しますが、右足を踏み出して捕球します。それから左足の親指を投げたい方向に出し、そこ(母指球筋)に体重を移動させるようにしてワンステップで投球します。

試合の中で中継プレーがありますが、その時に左足を引いて待つ人や、ゴロの捕球の癖で左足を出してしまう人がいます。前者の人は送球されたボールがそれた時、特に右にそれた時の対応が遅くなります。また後者の人は体を右回転しながら投げることになってしまいます。両者とも要するに半身で構えるとスムースさに意識が行き過ぎて、捕球ミスに繋がります。30年前の指導者は半身、半身と指導していたと思いますが、最近は違うんですね。塁間の狭いソフトボールでは一秒でも短縮できるプレーが大事です。この練習をしておくと、中継プレーがスムースにできるようになります。

塁間ボール回しの前にやってほしいこと

球回し、と言ってキャッチボールの後によく塁間ボール回しをするチームがあると思いますが、その前に塁間の半分の距離に立って4人キャッチボールをやってみください。4人キャッチボールも3人キャッチボールの三角形体系と全く同じ要領です。右足を踏み出して捕球し、左足を横に出し、左足の母指球筋に体重を移送させながら送球を行ってみましょう。左から来たボールには、右足を次に投げる方向に出しながら捕球して、ターンして左足を同じ方向に踏み出して投げます。この球回しを十分に行い、スピード感を持ってできるようになってから塁間ボール回しです。

無駄に見えても有効なランダウンプレーの練習

この練習はボール回しの発展形です。走者を挟むランダウンプレーを想定し、ボールを持って途中まで走る練習と、鋭角に送球する練習を同時にできるいい練習です。今回は簡単なやり方を説明します。捕球する人は基本走りながらの捕球ではないので簡単です。投げる側も捕球する側も走りながらというもっと複雑な動きもありますが、それは高校生から実業団チームがやっているレベルなので今回は省略します。

まず、塁間ボール回し同様、各自がベースに入ります。本塁に入っている人から始めます。1塁方向にボールを持ったまま走ります。5メートルくらい行ったところで3塁に送球します。3塁で捕球した人はボールを持ったまま本塁に向かって走ります。5メートルくらい行ったところで2塁に送球します。2塁で捕球した人はボールを持ったまま3塁に向かって走ります。5メートルくらい行ったところで1塁に送球します。1塁で捕球した人は2塁に向かって走り、5メートルくらい行ったところで本塁に送球します。これでベースを1周したことになります。この練習をいかにノーミスで速くできるようになるか、その練習です。捕球、送球はいずれも3人キャッチボールの応用です。


閲覧数:161回

最新記事

すべて表示
bottom of page