①「ワンバウンドキャッチボール」
目的 並進運動および回転運動を体に覚えさせる
守備の基本は捕ることと投げることです。この投げる時に重要になってくるのが右投げなら左から右への体重移動と回転運動で、この組み合わせがあって初めて正しい方向、距離で投げることができるようになります。
方法 強く地面にボールを叩きつけて高いバウンドで相手に届かせるには２つの運動
ができていなければできません。並進と回転のバランスが悪いとボールに力が
乗らず、低いバウンドしか投げられません。15メートル離れてワンバウンドキャ
ッチボールを練習の中に取り入れてみてください。
②スクワット素振り
目的 体重移動を意識し、同時に足腰を鍛える
方法 可能な限り低い姿勢で構え、そのまま体重移動を意識してスイングする。振り
終わったらすかさず低い姿勢のまま動きを巻き戻し、再びスイングを行う。応
用としてこの姿勢でトスバッティング、ネットへのティバッテイングを行う。
③ハンドリング
目的 捕球姿勢を固める
方法 2人が低い姿勢のまま近い距離で向き合い、足の体重移動を意識しながら素手でゴロを捕る練習。正面から始まり、次第に左右に振っていく。ペッパーと違い、足は移動せず固定で良い。左右に振る場合は、右足の前にボールをころがし、捕球する側は体重を左足から右足へ移す。また素手でも必ず左手で捕球を行うこと。
参照 園田学園女子ソフトボール部の冬練メニュー